溶接接合研究グループ発足趣旨 |
(社)日本技術士会プロジェクトチームとして、溶接接合研究グループの設立が平成14年7月の理事会で承認され、第1回発足会を8月に開催した。 発足以来現在まで、見学会2回と研究会を毎月開催しており、溶接接合技術の研鑽を深めている。
2001年4月より、ISO14731(JISZ3410)に準拠する国際溶接管理技術者資格の登録特例措置期間が始まり、7年以上の溶接経験を有する技術士は、J-ANB溶接管理委員会の資格認証委員会及び試験委員会の試験官による面接試験のみで資格取得が可能となった。国際溶接管理技術者資格(IWE,IWT)を有する(社)日本技術士会所属の技術士が本プロジェクトチーム発足当時46名(平成15年4月現在73名)に達したこと及び溶接接合分野は極めて多岐に亘る技術を包含しており、技術士CPD面からも強力に自己研鑽に励む必要を感じたこともあり、世話人(神戸良雄技術士)が責任者(吉武進也技術士、(社)日本技術士会前副会長)に相談して本研究グループの設立を企画した。
本グループは、研究会と見学会から構成し、原則として毎月開催し、研究会は出席者各自が溶接接合に関連する文献を1件以上提出し、内容を紹介する形式とし、ミニ講演会としてその中から2〜3件の文献については詳細なな説明を行う形式とした。当面、入会費、会費は無料とし、参加を容易にした。
見学会については、溶接関連の事業所の見学を行う事にし、現在までに、レーザ溶接・切断機器の製造メーカー1社及びリフローはんだ付け装置及びフローはんだ付け装置について生産現場と機器製造メーカを各1社見学した。
会員は、平成15年4月現在で18名に達しており、金属、建設分野の技術士を中心として、一部オブザーバとして技術士外の参加も認めている。
本プロジェクトチームへの参加希望者は世話人の神戸までメールで連絡をお願い致します。
メールアドレスは、yykambe@ybb.ne.jp。
本プロジェクトの連絡は、メールのみとしております。
溶接接合研究委員会 責任者 吉武進也(金属)
世話人 神戸良雄(金属)